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内容証明に書くべきこと

　内容証明に書くべきことは以下の通りです。

　1.　要求内容

　言うまでもありませんが、内容証明には相手へ要求することを記載します。
　しかし、単に要求内容を書けばよいとということではありません。

　例えば、配偶者の不倫相手に内容証明を送ろうとしている場合、要求する項目は「交際の中止」や「謝罪」、「慰謝料の請求」等が考えられますが、これらの中でもっとも実現したいことはどれでしょう？また、その要求をした場合、本当に実現するでしょうか？

　もちろんどの要求にも応じてもらいたいところですが、あれもこれも要求するのではなく、優先順位を付け、また、相手方の実現可能性なども考慮した上で要求することで、スムーズに解決する可能性が高まります。

　2.　事実関係

　事実関係をはっきりさせておきましょう。
　要求に至るまでの経緯、事実関係を記さなければ、相手方はなぜ要求されているのか分からない場合もあります。
　また、事実関係を記すことは、後々の証拠ともなり得る場合もあります。

　出来る限り簡潔に、そして、漏れや誤りが無いように記しましょう。

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